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俳優として目覚ましい躍進を見せている玉木宏が、2013年3月、『ホテル マジェスティック~戦場カメラマン澤田教一 その人生と愛~』で初めて舞台に挑戦! 

ベトナム戦争を撮影し、アメリカジャーナリズム界の最高峰“ピュリツァー賞”を受賞した戦場カメラマン・澤田教一。彼とその妻サタ、同僚、親友らとの人間模様やその周囲で起こる出来事を、ベトナム戦争時、世界中のマスコミが使用した「ホテル マジェスティック」を舞台に描くオリジナル作品。

今回、web★1週間では記者会見に先駆け、玉木宏さんの独占インタビューに成功! 新たなステージへと踏み出す彼の、意気込みに溢れた貴重な生の声を、どこよりも早くお届けします!!

 

 

――玉木さんにとって、初めての舞台出演となりますね。

玉木:20代半ばからずっと「舞台をやってみたい」という思いがあり、出演のタイミングやどんな題材にするかをディスカッションするなかで、今回ご縁があって『ホテル マジェスティック~戦場カメラマン澤田教一 その人生と愛~』に決まりました。ドラマや映画はシーンごとに撮影し、それを後々編集で組み立てるという作りかたですが、舞台は芝居を通してやるもの。舞台ならではの“通して演じる”芝居にずっと興味を持っていました。最近では映像作品の役者さんが舞台に出ることも増え、「経験としてすごくいいものだと思う」という話を周りの友人から聞いたりもしていましたし、「ようやく来たな」という思いです。

 

――出演作に関し、こだわったところは?

玉木:まず、自分自身が楽しめるもの。舞台は、好きになるか嫌いになるかのどちらかだという話を聞いていましたから、最初にあまりにもヘヴィな作品をやってしまうと、「二度とやりたくない」と思うかもしれないなと(笑)。そういった意味で、シリアス一辺倒ではなく、微笑ましく笑えるようなシーンも織り込まれた作品がいいなと思っていました。現段階で上がっている台本の草稿を読みましたが、人間ドラマとしての厚みもあり、見応えのある内容になりそうです。

 

――演出を『29歳のクリスマス』のドラマ演出などで著名な星田良子さんが手がけられるということですが、どのようなお話をされましたか?

玉木:星田さんも「稽古が始まってみないと、全貌は見えない」とおっしゃっていましたが、既にある程度のイメージは持たれているようです。噂で聞いたり、お会いしたところから感じた星田さんの印象は、「いい意味でせっかち」(笑)。瞬発力という点で言えば、僕も映像作品で鍛えられていると思うので、その瞬発力をもって稽古に臨み、こちらから提案するものと星田さんがイメージするものを、限りある時間の中でうまくすり合わせられたらと思います。「大げさなことをするのではなく、リアルに生っぽく、それぞれのキャラクターが実在するように見せたい」とおっしゃっていたので、それは稽古のひとつのテーマになると思います。

 


――舞台稽古というのは、今回が初?

玉木:はい。だから本当に「稽古って、何をどこからどこまでやるんですか?」という感じなんですよ(笑)。でも稽古って、何度も何度も繰り返すうちに飽きてしまいそうだから、いかに飽きずに稽古を重ねられるかが、ひとつの課題だと思っています。できるだけ毎回、新鮮な気持ちで稽古場にいなければいけないなと。慣れた場になってしまうのが一番怖いことだと思うので、緊張感を持ちつつ臨みたいですね。

 

――観客がいる前での芝居というのも、初めての経験になりますね。

玉木:なにせ、学芸会以来ですから(笑)。小学校3年生ぐらいのときに、王様の役をやったんですよ。何の王様だったかは忘れてしまいましたが……。大勢の人前で演じるというのはそれ以来になりますね。劇場ならではの空気感もあるでしょうし、どうしても客席の反応が気になってしまう部分はあると思います。でもそればかりになってもダメだと思うので、演じている自分たちだけで芝居を消化するのではなく、観客に見せるという意識も常に持ってやらなければならないと考えています。でないと、作品も小さくまとまってしまう気がするので。

 

――舞台出演に際し、心構えの面で映像作品と異なるところはありますか?

玉木:テレビはある程度、「ここを観てください」というところにあらかじめフォーカスを合わせて提示しますが、舞台は観客がフォーカスを決めるもの。セリフを喋っていないキャラクターに注目している場合もありますよね。だから演者は、どんなときもずっと芝居をし続けていなければならないという緊張感がある。そういう環境は役者として鍛えられる場でしょうし、そこは非常に楽しみですね。

 

――舞台に臨むにあたり、今、どんな心持ちでしょう?

玉木:楽しみが100%です。ドラマにしても映画にしても、それだけ長い時間リハーサルをするということはないですし、それだけリハーサルをすれば大丈夫だろうとも思いますし(笑)。

 

――今回の出演に際し、新たに気を引き締めていることは?

玉木:舞台では何かしらハプニングが起こるというのを聞くので、そのハプニングに動揺せずしっかり対処して乗り越えられるかというところでしょうか。あとはやはり、公演も長く続きますから、体調管理が大事ですよね。

 

――稽古期間や公演期間を含め、ロングスパンでの挑戦となりますが、玉木さんの気分転換法は?

玉木:いつも大事に思っているのは、食事。食べたい物を食べることが、シンプルですけど簡単に幸せになれる方法だと思っています。舞台はよりチーム感が出ると思うので、みんなで楽しくおいしいものを食べられたら嬉しいですね。

 

――澤田教一さんという人物を、どのように受け止めていますか?

玉木:ピュリツァー賞を受賞された方ですので、僕も写真が好きとはいえ、写真に対する気持ちはまったく違うと思います。ですが年齢が近いぶん、共感できる部分もあるかなと。決して天才気質な方ではなく、戦場に行っていい写真が撮れたらという漠然としたところからスタートし、人一倍努力をされ、結果すばらしい賞を受賞された。最初から何もかもできたわけではないというところが、すごく人間らしく、人間くさく感じられるんですよね。澤田さんの、男としての生き様を皆さんに伝えられたらいいなと思いながら、台本を読んでいました。

 


――サブタイトルに~戦場カメラマン澤田教一 その人生と愛~とあるとおり、澤田さんの人生と愛をさまざまな角度から描く作品になりますが、玉木さんにとって人生や愛とは?

 

玉木:正直、まだそんなに深く考えたことがありませんが……。澤田さんは34歳で亡くなられていて、僕もまもなく33歳になるんですね。僕がもし余命あと一年だと言われたとしたら、どうするんだろう? 特に何かができるわけでもないし、そう考えると「人生ってなんなんだろう」と思ってしまったり……。人生は、命が終わってからようやく語れるものなのかなと。僕が人生や愛を語るには、まだ早いように思います。

 

――先ほど、写真好きというお話が出ましたが、どういった写真を撮るのが好きですか?

玉木:最近だと、遊びに来ていた外国人の友達が、日本滞在の記念に神輿を担ぐというので、僕はカメラマンに徹して彼を撮りまくり、ずっとファインダー越しに彼と神輿を見ていました(笑)。仕事ではたくさんいろんな国に行かせていただいていますが、やはり行ったことのない地に惹かれますね。自然が創り上げた壮大な景色、例えばナイアガラの滝のような規模のものは日本にはありませんし、国内では見られない、規模の大きな自然遺産を多く見たいと思います。人生かけても、きっと全部は見きれないでしょうけど。

 


――では最後に、ステージを楽しみにしているファンの方へ、メッセージをお願いします。

玉木:澤田教一さんというと、戦場で活躍されたカメラマンという印象が強いと思いますが、今回の舞台では澤田さんの妻・サタさんや仲間や同僚との交わりを軸に、ひとつの人間ドラマが描かれています。彼らとの関わりを通じて、戦場カメラマンとは何なのか、夫婦愛とは何なのか、そういったテーマが語られる作品だと思うので、ぜひ劇場に観に来ていただき、生の舞台で多くのものを感じ取っていただきたいと思います。

 

 

 

文先po

翻譯後補

原文網址 http://web.1week.cc/news/2012/12/20/43685/

翻譯如下:

 

作為演員,展現給大家看到的是令人驚豔的轉變,這樣的玉木宏,在2013年3月,即將演出初次演出的舞台劇『大華飯店~戰地攝影師澤田教一 其人生與愛~』


在越戰所拍下的一幀照片,獲得美國新聞業界最高榮譽"普立茲獎"的戰地攝影師--澤田教一。這次將以在越戰時,聚集世界各地媒體的大華飯店為舞台,敘述澤田教一與妻子SATA、同事、與好友間的相處,與其週遭所發生的一切的原創作品

這次 web★1週間在舞台劇的公開記者會中,拔得頭籌、成功地採訪到玉木宏先生的獨家訪問!即將踏出另一個新的舞台的他,充滿著熱忱與無比真誠的貴重心聲,將以最快的速度轉述給大家。

――以你來說,這次的舞台劇是初次挑戰吧?
玉木:其實在二十幾歲時就一直有「很想嘗試舞台劇的演出」這樣的想法,演出的時機點還有要演出什麼樣類型的角色與故事,其實都一直有在討論中,這次的因緣際會,得以參與『大華飯店~戰地攝影師 澤田教一 其人生與愛~』的演出,真的是很不容易。無論是連續劇或是電影的拍攝,在是先拍攝完一個個的鏡頭後,再接著剪接與編集才能完成,但舞台劇的演出卻是透過現場演出,來呈現在觀眾面前,其實一直對這樣的表演模式很感興趣。最近呢,影像作品的演員們有越來越多是舞台劇演員出身,「對演員來說是很好的經驗」像這樣的話,不斷地從周遭的友人口中聽到,所以這次的演出,就會有那種「終於可以演舞台劇了」的想法。


――關於這次演出的作品,有沒有什麼困難點?
玉木:首先,這是件可以讓我自己樂在其中的事。舞台劇嘛,有喜歡的,也有不喜歡的,不管好的與壞的評論,我都有聽過。最初我也演過很沉重的作品,也許會有「不想再演第二次」的想法也說不定(笑)。不過我覺得一部作品中,所意寓的並非是一面倒的沉重,而是會交織著歡笑與淚水等各種畫面的一部作品。不過現階段是進行到讀完劇本的草稿,做為一部人物傳記,不管是其紮實的內容,與令人省思的劇情,將一步步的呈現。

――演出連續劇『29歳的聖誕節』著名的演員星田良子小姐親自參與演出,她有跟你說過什麼樣的話嗎?
玉木:星田小姐也是那種給人會說著「不開始排演的話,是看不見全貌的」像這樣有一定程度的既定印象。之前有聽過很多傳聞,不過在初次與星田小姐會面後的印象是「某方面來說是不錯的急性子?」(笑)。如果以瞬間爆發力這個點來說,我也是認為影像作品是要經過許多的鍛鍊才能成就的,那樣的瞬間爆發力是要經過更多的臨場排演,再提出建議與星田小姐心中的畫面,在有限的時間裡做出良好的結合。並不是做出誇張的表演,而是更有真實感,各式各樣的角色將會更有存在感,希望可以展現這樣的一面。以這樣的說法,我會覺得排演會成為一個主題。

――說到舞台劇排演,這次是第一次嗎?
玉木:嗯。所以說真的是「排演,就是從那裡到那裡該做些什麼的嗎?」我會像這樣想耶(笑)。不過是說排演,其實就是經過無數次的練習直到厭煩了為止,但其實令人厭倦的練習是會不斷堆疊的,我想這是要面對的一個課題。所以每次去排演練習,不讓自己保持在新鮮的心情下是不行的,所以每次只要一想到都是習慣了的場景,像這樣重覆無變化是一件很可怕的事,會面臨到一種緊張感呢。

――在觀眾面前演出,是第一次的經驗呢
玉木:該怎麼說呢,應該說從學校文化祭後就再也沒有參與舞台劇演出了(笑)。大約是小學三年級的時候吧,我演出過舞台劇,那時是飾演國王的角色,不過是個什麼樣的國王,我已經忘記了......。在眾多人面前演出的事,從那之後就未曾有過了呢。我想,不管是劇場特有的氣氛,還有特別注意現場觀眾的反應,這部份都包含在其中。但如果只是那樣是不行的,演出並不是只有自己消化劇本並揣摩演出的,我想,如果不經常去思考觀眾會如何去看待演員演出,不抱持著這樣的意識是不行的。如果無法做到的話,那麼詮釋出來的作品也會讓人感覺不夠大器。


――面臨舞台劇的現場演出,心中的構圖與影像作品不同的地方是?
玉木:參與電視劇演出的部分、「請看著這裡」像這樣地預先提示劇情的焦點的吧。但舞台劇是由觀眾決定這場戲的焦點。也曾有關注沒有任何對白的角色對吧。所以身為演出的演員,無論何時如果不一直演下去是不行的,會抱持著這樣的緊張感。不過這樣的環境,正是讓演員更加進步的地方不是嗎?對那樣的環境非常的期待。

――隨著公演時間的接近?現在心境如何呢?
玉木:100%的期待。無論是電視劇或是電影,並不會像舞台劇一樣的要長時間去綵排,不過,即使是要像那樣的不斷地綵排應該也是沒問題的吧我想。


――在這次的演出之際,有重新注意到什麼要點嗎?

玉木:有曾聽說在舞台上是"什麼事都有可能發生的的",對於那樣的意外,當下要如何去應變呢?還有就是,果然,公演是會持續很長一段時間的,所以如何保持身體健康是很重要的。

――公演期間包含排演期間,像這樣長時間與大幅度的挑戰之下,你有什麼樣的轉換心情方法嗎?
玉木:一直都覺得很重要的就是,吃飯。我覺得吃些想吃的食物,是很簡單但卻又覺得很幸福的事。舞台劇之前提是大家要共同有團隊感,如果大家可以一起開心的吃些美食的話,那就是件很令人開心的事。

 

――像澤田教一這樣的人物,要用什麼樣的方式去瞭解呢?
玉木:他是普立茲獎的得主,我自己本身也很喜歡相片,不過我想,每個人對看到照片,當下的心情還是有所不同的。正因為如此,所以年紀相近的部分,引起共鳴的情況也是會有的,絕不是什麼天才型的人。到戰場去拍些好的照片,從這個模糊的意念開始,比別人加倍的努力,到最後獲得普立茲獎。從一開始就不去預期可以得到什麼樣的成果,覺得他是個很了不起的人。在讀完劇本後,像這樣的澤田先生,他身為一個成年男子的生平與故事,我一直在想如果能能傳達給大家知道,這也是件很好的事。


--誠如副標題~戰地攝影師 澤田教一 其人生與愛~,這部作品是從各種角度去描述澤田先生的人生與愛,對你來說,你的人生與愛是?

玉木:其實,還沒有想到那一個層面的事....。澤田先生於三十四歲過世,我也已經33歲了。如果說我的生命只剩下一年時間的話,那我要怎麼過呢?特別是也沒有做過什麼事。這麼一想的話「人生,究竟是什麼呢?」會這樣去思考....。人生,在生命走到盡頭時才能真正地去敘述的吧。如果要說我的人生與愛是什麼,我覺得談到這些還太早。

--之前曾提過,很喜歡照片的對吧,喜歡拍些什麼類型的照片呢?

玉木:最近呢,因為外國友人到日本旅遊,為了留下紀念,特地去參加祭典,並去扛神轎。我則是從頭到尾都拿著相機幫他拍攝,一直透過鏡頭去看他與神轎(笑)。因為工作,常會有到世界各地去工作的機會,不過,尚未到過的地方會比較吸引我。在大自然的鬼斧神工下所呈現出的壯觀景色,像是尼加拉瓜大瀑布,像那樣壯觀的瀑布景致是日本所沒有的,在國內是無法看到的,所以我比較想要去看那種壯觀與廣大的大自然遺址。不過人生苦短,也不一定能全部都看完就是了。

--那麼最後,可以給來看舞台劇的觀眾們一些話嗎?

玉木:關於澤田教一先生,大家比較有印象的是他活躍在戰場拍攝照片的一面吧,但這次舞台劇的劇本描述是比較往澤田先生的妻子-sata小姐與朋友還有同事間的相處為主軸,以一部敘述人的連續劇去呈現。我想,透過與他相關的事物,去瞭解他生命中的一切,不管是戰地攝影師對他而言,或是夫婦間的愛對他而言,以這些為主題去述說的一個作品。請各位一定要來劇場觀看,透過現場的表演,一定可以帶給各位更多的啟發。

 

~~~全文完~~~~

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